BUCKLE KOBO
クラウドファンディング「Motion Gallery」で資金調達に成功した「BUCKLE KOBO」が、6月11日にオープンした。「BUCKLE KOBO」は、「東京最後のフロンティア、京浜島の鉄工所をクリエイティブハブに」というコンセプトをもとに始まった地域開発プロジェクトだという。
大田区の東部に位置する京浜島は、地域の大半が工業用地であり、古くから工業団地を形成している。この都心から離れた土地に、開設されたアートファクトリーが「BUCKLE KOBO」だ。鉄工所の一部をリノベートした工房は、十分な天井高がありアーティストの活動に空間的な制約を設けない。
さらにすぐ隣にはベテランの職人さんが営む工場と併設されており、都心のコワーキングスペースでは難しい、火を使った加工も可能で大きな音を立てても問題ない。
BUCKLE KOBOでは、2階にアーティストや職人が滞在制作できるスペースも設ける予定だという。
取材日には2階スペースにすでにプロジェクトに関わる様々なアーティストの作品が並んでおり、長い大田区のものづくりの歴史に色を添えていた。
工房は会員登録で月額、年額など利用料金を支払うことにより利用可能。特別利用プランや作品の保管サービスなど、使い方に合わせて柔軟に対応してもらえるのも魅力の一つ。
BUCKLE KOBO
所在地:
〒140-0002 東京都大田区京浜島2-11-7
Website:
http://buckle-kobo.tokyo/ja/