救急処置について
意識がなく倒れている人がいたら
- 仰向けにし顎を上げ、気道確保
- 呼吸・脈拍があるか確認
- 確認されなければゆっくり二回肺が膨らむのを確認しながら人工呼吸
*子どもの場合は紙コップに穴を開けてそこから息を吹き込む。そのまま吹き込むと肺が破裂する可能性があります。 - この時あごをあげ気道確保
- 人工呼吸後心臓マッサージ
両乳頭の間を掌全体でなく手首の付け根辺りで1分間に100回のスピードで30回圧迫する
AEDの使用上の注意
AED使用時、患者が水でぬれているときは体を拭いてください。 放電する可能性があります。
また心肺蘇生が成功して再開してもパットは張ったままにしてください。(再び心停止する可能性があるため)外さない限り心臓の評価をずっとしつづけ必要時にはアナウンスされます。
骨折かどうか
- 腫れている
- 変形している
- 自分で動かせない、または微動でも激しい痛みがある
- 変色している
骨折処置
- 用意:タオル、副木(硬い棒・板状のもの)、縛るもの
- 目的:固定し、骨折箇所の負担を減らす
- 方法:骨折場所を中心に、タオルでくるんだ副木を縛りつける
物に挟まれたときの処置
体の一部を長時間強く挟まれた状態の被災者の方は、無闇に救助したりせずに救急車を呼んで下さい。
クラッシュシンドロームに陥り、最悪の場合死に至る恐れがあります。逆に、挟まれてすぐなら躊躇なく助けてください。
保険証が手元に無い場合
今回の地震での被災者は、保険証を紛失、あるいは家に置いたまま避難している場合があります。
健康保険に加盟している方は「氏名、生年月日、事業所名」を、国民健康保険・後期高齢者医療制度の被保険者は「住所」を申し出ると受診ができます。詳しくは、受診する医療機関でご確認下さい。厚労省からの情報です。